チクングニア熱など、その他の蚊による感染症リスク注意したい危険スポット

蚊を退治するには発生スポットを見つけることが必要です。蚊の発生スポットをまとめました。

主な幼虫の発生スポット:水のたまっているところすべて

卵から成虫に羽化するまで、蚊は水の中で過ごします。その生息場所もさまざまで下水溝・雨水マス・空き缶・古タイヤ・竹の切株・墓地の花立など少しでも水がたまる場所は、すべて蚊の発生源となります。蚊の発生する場所は、身の回りのどこにでもあります。

※これは、ヒトスジシマ蚊の発生源です。

タイヤの中

屋外の古タイヤは、縦に置いても横に置いても水がたまりやすいものです。

植木鉢の受け皿

植木鉢の受け皿にたまった水から幼虫が発生します。

コンクリートの穴

コンクリートの堀の穴やコンクリートブロックの穴の底に水がたまります。

竹やぶ(竹の切り株)

竹の切り株に水がたまり、幼虫が発生します。また竹やぶは暗く、湿っているので成虫も集まりやすいスポットです。

墓石の花立て・水鉢

銅製花立て内にはいないが、プラスチック製には集まります。

墓石の水鉢からも幼虫が発生します。

蚊に刺されやすいスポットはどこでしょうか。注意したい危険スポットをまとめました。

主な成虫の潜伏スポット:植物が多い茂み

ヒトスジシマカの成虫は、植物の茂みに潜んでいます。公園などの茂みだけでなく、ガーデニングをしている家など植物のあるところは注意が必要です。  

※これは、ヒトスジシマ蚊の発生源です。

公園

公園には蚊が集まりやすいです。

バーベキュー場

草むらに潜む蚊が、人の気配やニオイにつられて寄ってきます。

植物のある周辺 100~200m以内

植物に潜む蚊が行動できる範囲です。

花火大会

夜でも、蚊は人のいるところに寄ってきます。

ビアガーデン

蚊は、マンションの高さに例えると12階(高さ35m)付近まで活動可能です。

夜の活動も目撃されています。

また、アルコールが分解される際に発生する大量の二酸化炭素によって、蚊が集まりやすくなるため、ビアガーデンなどは危ないといえるでしょう。